アルパインクラブNPOさいたま

当会はアルパイン系の登山を中心とする山岳会です。

〒364-0033 埼玉県北本市本町7-161

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2015年 山行記録

2025年6月8日 一ノ倉南陵クライミング

▪️メンバー
重富(L)、小林、井上、金子、鈴木

▪️時間
3:30 一ノ倉沢出合発
5:00 南稜テラス
5:30 2パーティで登攀開始(重富・小林・井上、金子・鈴木)
8:30 南稜終了点 懸垂下降開始
12:00 南稜テラス
15:00 一ノ倉沢出合着

重富さんの呼びかけで一ノ倉南稜にチャレンジする機会ができた
昨年は南稜の混雑により中央稜にルート変更したので念願の南稜だ

前回は秋で雪渓が消えておりアプローチが大変だったが、今回は雪渓がしっかり残っており、テールリッジまで容易にアクセスできた

中央稜取付き〜南稜テラスまでのトラバースも特に悪いところはなくスムーズに進んだ

テラスには前日から泊まっている2人組がいたが、彼らは変形チムニーを登るため南稜の登攀は我々が一番乗りだった
あとから続々と他パーティーも到着し、最終的に14人以上が南稜に取り付いていたようだ
早く出発することがいかに大事かを改めて実感した

南稜の登攀7Pは両パーティーともスムーズに終えることができた
天気も良く、素晴らしい高度感と景色のなかクライミングを楽しんだ
核心の最終ピッチも岩が乾いておりそこまで難しくはなかったようである

懸垂下降時には鈴木がルーファイミスをしてタイムロスをしてしまった
懸垂下降時には冷静にルートを見定めないといけないと痛感した

今回、井上さんと金子さんと鈴木は、一ノ倉沢出合に前夜からテント泊して未明出発に備えた
次回以降もこの作戦で岩場に早く取り付くようにしたい
次は中央カンテルートを登ってみたいと思う(記録:鈴木)

2025年5月11日 例会学習会① 読図訓練、総会、山行報告会


▪️メンバー
会員16名

▪️スケジュール
午前 日和田山にて読図訓練
午後 北本クラブハウスにて総会、山行報告会

(記録:鈴木)

25年度例会の第一弾は日和田山での読図訓練も同日に実施した

読図訓練は山域に設定した6つのチェックポイントを、地形図とコンパスだけで回るフォトロゲイニング形式で行った

これは藤田さんのアドバイスだったが、楽しみながら読図を学ぶことができとてもいいアイデアだと思ったし、参加者の皆さんからもとても好評だった

総会では、今年度からの組織編成や年間の山行計画を全体共有した
その後は、上野はるかさんの昨年の山行を報告してもらった

厳冬期北アルプス継続登攀や利尻島のアルパインルートなど、とてもレベルの高い山行の話だったが、みんな真剣に聞き入っており刺激にもなったと感じる

夕方からは懇親会となり、お酒を飲みながらそれぞれの行きたい山やルートについて語り合い、楽しいひとときを過ごすことができた

2025年4月19日 例会山行① 丹沢 沢登り集中

 

▪️メンバー
・源次郎沢
リーダー 鈴木 他7名
・セドノ沢左俣
リーダー 上野司 他3名
・水無川本谷
リーダー 上野はるか 他4名

▪️時間 ※源次郎沢班
9:40 3班に分かれて戸沢出合を出発
14:30 花立山荘 下山開始
16:00 戸沢出合にて集合

25年度例会山行の第一弾として丹沢で沢登り集中を実施した
目標としていた15人以上の参加者が集まりとても嬉しかった

源次郎沢の遡行は初めてだったが、明るくて登れる滝が多く楽しかった

初心者の方もいたため滝の登攀ではロープを出し、後続にはアッセンダーで登ってもらった

少し難しい滝も問題なく登ってきたため人数の割にはスムーズな遡行ができたと思う

ラストの登攀者はアッセンダーでなく支点ビレイで確保するが、井上さんから、カラビナにムンターヒッチの方が早いと教えてもらいひとつ勉強になった

戸沢出合には3パーティがほぼ同じ時間に集合することができた
全員がケガもなく無事に下山することができ、みんなそれぞれ楽しめたようでよかった

今年度から例会山行をしっかりやるということで年間の計画も立てて周知してきたので、無事に成功に終わったことでとてもホッとした
次回以降の例会山行や例会学習会も、たくさんの会員の方に参加してもらえる魅力のあるものにしていきたい(記録:鈴木)

2017年7月30日 西丹沢 マスキ嵐沢

メンバー:園部、加藤、前田、吉住  記録:吉住

行動記録: 駐車場(8:15)→ マスキ嵐沢標識(9:50)→ 箒沢権現山(13:05)→ 駐車場(14:45)

天候:曇り~小雨

 

天候が芳しくなく、予定を変更してマスキ嵐沢へ。
出発時曇りだったが、お昼より雨。

前日関東全域雨だったにもかかわらず、丹沢はあまり降らなかった為か、水量は少なかった。沢入門編として丁度いい感じのコースだったと。

権現山頂到着頃より小雨。下山時に尾根を少しそれた為、登り返しやトラバースをして下山した。

 

2014年4月3日 ヤカイ沢滑降

 

メンバー:上野、岡田、泉、はるか    記録:はるか

谷川岳の西ゼン沢を山スキーで滑走しようと平標へ登る。
ヤカイ沢の下のほうは土が見えているところやデブリもあり、ルートどりが少し難しかった。

7:00 元橋の駐車場を出発

岩魚沢林道を10分くらい歩き、コンクリートロードが終わったところでスキーをつける。

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ヤカイ沢を中心に広がる大きな谷を歩く。はじめはゆったりとした登りだ。

image (3) image (4)

ヤカイ沢の右手に大きなデブリがあり、それを避けて進む。
平標山と平標山の家をつなぐ稜線を目指す。

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11:45山頂に到着
稜線から山頂まではものすごい風と雨。
みんな物を飛ばさないように気を付けながらスキーにシールを貼る。

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早々と写真を撮って滑り出す。
コンパスの指針が南を指していることを意識し、来た道をもどった。

視界がきかないので4人が一丸となってすすむ。
行きに稜線に出た地点にもどり、そこからは西へ滑る。
あとはどうすべっても高度を下げればヤカイ沢出会い付近にもどれるので、ここでようやく思いっき滑走した。

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だんだんと風雨が弱まってきたので休憩してお昼を食べる。
ヤカイ沢の谷に入ってからは樹林の間を縫いながら気持ちよく滑り、行きの入渓地点の少し先の林道にでる。

13:20 駐車場に到着。

月夜野インター近くの遊神館という温泉に入って帰った。

 

西ゼンを滑りたかったが来年に持ち越し!
こういう状況での山行はすごく楽しかったという思い出にはならないが、
いろいろ勉強になる。

 

 

 

2014年2月1,2日 スキー&アイスクライミング

 

 

メンバー:上野、武藤、岡田、泉、はるか、本多、佐藤、松田

記録:はるか

2月1日は上野、武藤、岡田、泉さんの4人は朝発でブランシュタカヤマスキー場で山スキーの練習。

はるか、本多、佐藤、松田の大学探検部組は1日の夕方発で夜からの合流。山荘にて宿泊。夜の宴会は探検論やらカラオケやら神田川の「ただあなたの優しさがこわかった」のはなぜかやらで・・・大いに議論が盛り上がった。

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2月2日は霧積氷瀑にてアイスクライミング。上野がリードで3本のコースにトップロープを張る。午前中は人も多かったが午後からは私たちのパーティー+1パーティーくらいで好きなだけ登ることが出来た。個人的にははじめてまともにリードができたので少し自信になった。

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本多、佐藤、松田は初のアイスクライミングだったが楽しめたようでよかった。

2月中にあと何回かアイスに行きたいな~

 

2014年1月11日 三つ峠 四八滝沢

2014年1月11日 三つ峠 四八滝沢

7:30 三宝山バス停の駐車場~9:10 沢への入渓地点付近でアイゼンを装着~10:35 大滝~11:50 15メートルの滝~15:30 三つ峠山山頂~18:55 三宝山バス停

メンバー:上野、武藤、はるか(報告者)

一昨年行った四八滝沢へリベンジ。一昨年は全体にアイスクライミングが不慣れだったこともあり、山頂は時間的に踏めず、大滝上の15メートル滝までしか行けなかった。今回は5時に北本を出発し、7時半から山行開始できた。メンバーは岡田さんが前日に熱で行けなくなり、上野、武藤、はるかの3人だった。70代に50台に20代、こんなメンバーで四八滝沢に行く山岳会は他にないんじゃないかなぁと思いながら歩き出した。

写真 (3)

林道入り口

林道まで車で入るパーティーもいた。ここまで車でくれば30分は短縮できるだろう。三宝山の駐車場にも1台車があり、私たちが準備を始めたころに出発して行ったので、今日この沢に入るパーティーは3隊以上いるねと話していた。

写真 (2)

写真

 

 

写真 (1)

大滝

大滝は(も?)結氷が甘く水流がところどころに見えた。ここで前のパーティーに追いつく。前のパーティーは左側を登ったようだが、私達は右側のもう少したっている面を登った。

写真 (5)上野がリード。残念ながら、写真を撮る私はビレイしているのでリードの写真はなし。

 

 

 

写真

 

その上もどんどん進む。大滝上は2回ロープを出したが、上の方はほぼ小滝の連続で、ロープはいらなかった。

途中で前のパーティーを抜き、沢を詰めていく。さいごの詰めはかなり大変だった。

13:30 やっと頂上付近の林道にでる。

下山もラッセル跡があまりなく、ちょこちょこと登山道からはずれ、登り返したりと苦労した。暗くなる前に入渓地点まで戻ることができ、ほっとした。

車に戻った時には19時5分前だった。後ろのパーティーとは少し話していたし、どうなったか心配だった。

翌日は権現に登る予定だったので、小淵沢まで行き、道の駅で泊まった。道の駅の横にある温泉のラーメンがめっっちゃおいしかった。ビールも最高だっ

 

 

2013年11月30日 日光白根山

 

2013年11月30日 日光白根山

メンバー:上野、牧野、清水、菊地、武藤、泉

泉さんとの初山行。
弥蛇ヶ池まで皆さんと難なく登りました。
ロープウェイ山頂駅下部(白根山取り付き?)から山頂までの北面は氷っていて急登、アイゼン必須です。

 

日光白根

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30分ほど休憩。ここでアイゼンを履く。

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山頂へ向けて出発

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弥蛇ヶ池~山頂は急峻な岩場で、アイゼンが必要。

やっと頂上…かと思いきや本物の頂上は浅い谷の向こう。
少し心が折れそうになりつつも、山頂到着です!
男体山と中禅寺湖が綺麗にみえました。
富士山も見え、流石独立峰の貫禄を誇っていました。

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最後の急登

男体山と中禅寺湖

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帰りは南面を下り、五色沼経由で。
思ったよりも時間が掛かりましたが、登山口までたどり着いた時には心地よい疲労感。
天気もよく、心地よい疲労感でした。

帰り道温泉に寄るも、本日終了の立て札が…
しかし牧野さんの交渉術でなんとか温泉にありつけました。

全体的に、スムーズな山行で気持ち良い1日でした!

2013年11月1日 裏妙義・丁須の頭と木戸前ルンゼ

裏妙義・丁須の頭と木戸前ルンゼ

国民宿舎(8:50)-木戸壁手前(9:20)-烏帽子沢出会(9:50)-丁須の頭(11:10-12:40)-烏帽子沢出会(13:30)-木戸前ルンゼ登攀-国民宿舎(18:00)

メンバー:上野、牧野、岡ちゃん、みねおさん、はるか

 

11月16日に実施する市民ハイキング・裏妙義丁須の頭の下見を兼ね、5人のメンバーで裏妙義に向かう。国民宿舎より籠沢沿いのハイキング道を危険箇所、休憩場所などを確認しながら、丁須の頭基部まで進む。ハイキング当日はこの基部までで十分スリリングで楽しいハイキングとなるだろうが、今日は登攀具持参の下見なので、初めて丁須の頭の頂上までロープ確保をして登ることにする。上野リードで一切クサリを使わずにフリーで登る。その後、4人も次々とフリーで登り、絶頂に5人で立つ。まさに360度の大展望で大いに満足。

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帰路、木戸壁を回り込んだところに切れ込んでいる木戸前ルンゼを登り、懸垂で同ルート下降する。下部は濡れて汚れている沢登りの感じだが、上部は右壁が圧倒的に立ち上がり、岩場もしっかりしてきて、ミニ一の倉といった感じになる。小尾根に出て終了だが、5ピッチほどの登攀が楽しめ、ミニミニ登攀練習、ロープ操作の確認と考えれば、楽しい半日コースとなるだろう。

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2013年9月22日 日原水系 川苔谷 逆川 遡行

○日程 25.9.22(日)

○概要 川乗林道から逆川に入渓。ウスバ林道の横断箇所まで遡行し、
百尋ノ滝経由で川乗林道を下山。

○メンバー 岡ちゃん。かとちゃん。丙ちゅう(記)

○行程 北本市役所(7:00)=川乗林道入渓地点(8:50…9:20)
→作業道横断箇所(12:15…12:35)→ウスバ林道横断箇所(13:30…13:50)
→川乗林道入渓地点(16:10…16:30)=川辺温泉 梅の湯(18:15…18:45)
=北本市役所(20:00)

 

川乗林道ゲートから約2k地点の林道が直角に曲がる箇所から、良く踏まれた山道を川苔谷へ下る。

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ゲート

 

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入渓点 駐車位置

逆川へは、左岸を巻いて入渓。

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入渓地点

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入渓地点 近く

 

最初の3m滝と7m滝は、 残地ロープの左岸を丙ちゅうが登り、ザイルを出す。ザイルを出しに時間を要し1時間のロス。7m滝を上った右岸に支点があった。釜を持つ大小の滝を越え 作業道横断箇所手前で昼食をとる。くねくね廊下地形を遡行し、ゴルジュ出口にある釜で胸まで水につかり、残置スリングを握り力ずくで滝を登る。トイ状の滝は、つぱりで抜ける。

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林道 手前

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巨石

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ウスバ林道横断箇所下の10m滝は、右岸を巻いて、 ウスバ林道に出る。ウスバ林道は、荒れているため、一般登山者通行止めとなっています。

 

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ウスバ林道下の10メートル滝

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ウスバ林道からの展望

奥多摩駅近くの日帰り温泉は、入館に30分待ちだったため、 川辺駅近くのビル内にある「梅の湯」で汗を流し、帰宅しました。