アルパインクラブから8名が参加し紅葉の赤木沢を堪能して来ました。折立から太郎平経由で薬師小屋に泊まり翌早朝に入渓、黒部川&赤木沢を遡上し北俣岳経由で太郎平に降り折立に戻りました。ナメ滝と青空と色とりどりの紅葉がミックスした景観に感動です!
(投稿:ブッチャーさん)
〒364-0033 埼玉県北本市本町7-161
info@saitama-mt.jp
■メンバー
金子、鈴木、市川、井上
■行程
8:00 二子山駐車場
9:00 中央陵取付き
12:30 終了点
13:00 登山道を下降
13:40 二子山駐車場
会山行として9/20-21前穂高岳北尾根に行く予定が、悪天により中止となった。雨女の呼び名をもつ私がリーダーなので仕方があるまい。せっかくの休日に山に行かないのは勿体ないので、二子山中央陵でマルチピッチクライミングをすることにした。
二子山は早朝まで降り続いた雨の影響で登山道は泥濘んでいたし、岩場も湿っているし、なんならクラックの奥なんかは水溜りになっていた。
それでもクライミングができる喜びの方が勝る。
このルートは全7Pで核心は下部、その中でも3P目のクラックが核心だ。距離にすると短いが、少し被り気味のワイドクラックには手を焼いた。
最終ピッチを登り終えると、すぐに二子山西岳の山頂に出る。
下山は登山道を使い40分程で登山口に辿りついた。
秋の気配を感じる涼しい気候の中で気持ちの良いクライミングをすることができた。
(投稿者:金子さん)
日程 2025.08.31
メンバー 会員14名
25年度第2回定例学習会を開催しました。
今回は安全対策に関するディスカッションや応急処置講習、山行報告、そして自己紹介企画「Show & Tell」と、学びと交流が詰まった内容となりました。
⸻
1. 下山時刻超過時の初動対応について
冒頭はヒロさんから「下山予定時刻を過ぎても連絡がないメンバーがいた場合の初動体制」について問題提起がありました。
安全管理の重要性を再認識し、今後は運営委員会で詳細な対応策を検討していく予定です。
⸻
2. 応急処置講習(金子さん・増山さん)
看護師の金子さんと増山さん、そして急遽、救急救命士の浅見さんを講師に招き、山で役立つ応急処置を実践的に学びました。
内容は以下の通りです。
• 圧迫止血の方法
• 捻挫・骨折時の固定法
• 虫・ヘビによる咬傷への対応
• 凍傷の応急対応
講習中は「水がない時にお茶やスポーツドリンクで傷を洗ってもよいか」、「三角巾と手拭いって何が違うの?」など、現場で直面しやすい実践的な質問も飛び交い、活発な意見交換の場となりました。
⸻
3. 山行報告
続いて、メンバーからの山行報告が行われました。
• ブッチャーさん: インドヒマラヤ遠征
• 上野さん: 剱岳合宿
• 鈴木さん: 槍ヶ岳西陵登攀
• 金子さん: マッターホルン登頂
雄大なヒマラヤやマッターホルンの写真や剱岳、槍ヶ岳でのエピソードなどが共有され、計画立案や技術習得の参考になる有意義な発表が続きました。
⸻
4. Show & Tell(自己紹介企画)
締めくくりは、ブッチャーさんの提案で行われた「Show & Tell」。
各自がスマホの写真や音楽を使って自分を紹介し、メンバーの新たな一面を知ることができました。
「準備は難しいと思ったけれど、振り返りの良い機会になった」という感想もあり、笑いあり驚きありの楽しい時間となりました。
⸻
まとめ
今回の学習会は、
• 安全体制を考えるきっかけづくり
• 応急処置の知識とスキル習得
• 最新の山行報告による情報共有
• 自己紹介企画での交流促進
と、学びとコミュニケーションの両面で充実した内容となりました。
今後も定例学習会を通じて、安全意識を高め、技術を磨き、メンバー間の絆を深めていきたいです。
【場所】
湯檜曽川:東黒沢、宝川:ウツボギ沢
【日程】
2025年8月9日-10日(1泊2日)
【メンバー】
上野、真、藤田、増山、横田、田中、鍋倉、井上
【行程】
* 1日目(晴れ時々曇り)
* 6:30 北本駅を出発
* 9:20 土合橋駐車場に到着、準備
* 9:30 東黒沢入渓
* 10:10 ハナゲの滝
* 13:30 丸山乗越
* 14:50 広河原に到着、宿泊
* 2日目(雨)
* 7:00 広河原を出発
* 8:20 朝日岳登山口
* 9:20 宝川温泉到着
* 15:00 北本駅に帰着
【山行の様子】
記録的な猛暑の中、涼を求めて東黒沢へ。2日目の天候悪化を予測し、雨の場合は宝川へ下山するプランで臨みました。結果から言うと、本当に素晴らしい沢登りでした!企画してくださった上野さん、最高のリーダーシップを発揮してくれた真さん、ありがとうございました!
東黒沢は流れが穏やかで、初心者でも安心して楽しめる沢です。特に美しいナメが続き、気持ちよく遡行できました。お盆シーズンということもあり、ハナゲの滝まではキャニオニングの団体で賑わっていましたが、滝を越えると静かな沢歩きを満喫。丸山乗越周辺は道が不鮮明で、下りも滑りやすいので注意が必要です。
ウツボギ沢を下り、広々とした広河原でキャンプをすることに。すでに1組がタープを張っていましたが、焚き火をするには最高のロケーションです。焚き火を囲んでのバーベキューでは、残念ながらイワナは釣れませんでしたが、ブッチャーさんが厳選してくれた絶品のお肉に一同大満足。他にも魚や野菜を焼き、飲み、歌い、沢登りの醍醐味を存分に味わいました。
翌朝2時頃から雨が降り始め、6時の起床と同時に下山を決定。宝川温泉へ向かいました。雨の下山道は、特にフェルト靴では非常に滑りやすく、慎重に下る必要がありました。
無事に宝川温泉に到着したものの、バス停が見当たらないというハプニングが発生。9時40分発のバスを待つも、結局バス停は発見できず…。タクシーも呼べない状況で途方に暮れていると、なんと横田さんのご友人が迎えに来てくれるという奇跡が!本当に感謝しかありません。おかげで土合橋駐車場まで無事に戻ることができました。
【反省点】
雨天時の下山判断は適切でしたが、下山口からの交通手段の確認が甘かったと反省しています。特に地方では、ネット情報だけを鵜呑みにせず、タクシーが手配できない可能性も考慮した計画を立てる必要があります。今回は横田さんのご友人という奇跡的な助けがありましたが、今後は非常時の交通手段までしっかりと調べておくことが課題です。(投稿:井上さん)
▪️メンバー
鈴木、重富、岩澤、内田、増山、金子、会外1名
▪️時間
7:50 入渓
12:50 白毛門山頂
13:20 下山開始
15:20 下山完了
当初は一泊二日で湯檜曽川本谷を遡行する予定だったが、台風や雪渓の影響を考慮し日帰りで白毛門沢を遡行することとなった
天気は申し分なかったが朝から陽射しが強く、沢で水をかぶりクールダウンしながらの遡行となった
沢はひらけた渓相で岩のフリクションもよく効くが、ナメ滝ではときおり茶色のヌメリが出てくるため注意しながら登った
詰めは沢型を忠実に詰めていき白毛門の山頂直下にドンピシャで飛び出した
時間も場所も計画通りであった
下山は標高差1000mをいいペースで下りたが、とても暑く、登山口に着くなりみんな沢に飛び込み身体を冷やした
夏はこうやってみんなが童心に帰れる沢登りが楽しいと改めて思った
山頂から見えた一ノ倉沢やマチガ沢は雪渓がまだまだ残っており、去年の雪の多さを物語っていた
今年の秋にはマチガ沢〜東南稜を登ってみたい(投稿者/鈴木さん)
7月18日〜21日の4日間、剣岳東面に岩登りに出かけた。メンバーは11人。18日に剣沢テント場まで入山、19日に10人が平蔵谷を登り、剣岳南壁A1と A2を登った。3人、3人、2人、2人のチームに分け、各リッジを2パーティーずつ登った。脆い岩もあり、ルートファインディングに苦労するところもあったが、概ね順調に登攀でき、剣岳山頂に立つことができた。1パーティーだけザイル操作の不慣れもあり3時間ほど遅れての山頂到着となった。
20日は、前日の疲れもあり、源次郎尾根や八ツ峰6峰に行くことをやめ、テント場近くで雪上訓練を行った。滑落停止、グリセード、スタンディングアックスビレイ、スノーボラードでの懸垂下降を行い、午後はテント場近くで宴会となった。グリセード練習は初めての人も多く、技術の伝承として意味ある機会となったと思う。
最終日の21日は、7時にテント場を出て、10時過ぎ室堂着。楽しかった剣岳合宿を無事終えることができた。剣岳合宿は、これから毎年計画されることになるだろうと思う。何しろ剣は雪と岩の殿堂なのだから。いろいろとルートを変えながら剣岳合宿を続けていきたいですね。(投稿者:上野司さん)
▪️メンバー
・小川谷廊下
リーダー 鈴村 他5名
・西沢下棚沢
リーダー 上野司 他5名
・モロクボ沢
リーダー 鈴木 他4名
▪️時間 ※モロクボ沢班
10:15 入渓
13:45 稜線登山道
16:00 下山完了
例会山行の第三弾として西丹沢で沢登りを実施した
前回同様多数の方が集まり、久しぶりの方の参加もあり活気のある山行だった
モロクボ沢は白い沢床に澄んだ水が流れるとてもキレイな沢だ
前半の大滝を明瞭な巻き道で巻いたあとは登れる滝が連続し各々楽しみながら進んだ
規模の割に水量が多く、滝壺や淵がとても美しい
後半は滝は少ないが、木漏れ日に苔が映える河原の中を癒されながら進んでいった
最後の詰めは少し急登だったが問題になるところはなく、ほどなくして畦ヶ丸直下の登山道に飛び出た
登山道の終盤では下棚沢のF1/45m大滝も見物し、満足する遡行であった
下山後に聞いた話では、下棚沢は割と巻きがありガレていたので大変だったとのこと
小川谷廊下は猛者揃いのパーティだったのでロープワークを駆使しながら楽しく登れたようだった
これから沢登りが1番楽しいシーズンなので、会山行や連盟の活動などでみんなで沢を楽しんでいきたい(投稿者/鈴木さん)
例会山行
日時:6月1日
場所:三つ峠
参加者:20名
今年度2回目の例会山行は三つ峠でした。参加人数が多く初心者の方もいたので、事前に下見をしトップロープを張る場所など確認をしてきました。
三つ峠はゲレンデまで片道1時間程山道を歩きますが、標高を上げる分見晴らしが良く晴れていれば富士山が、きれいに見えます。
当日は私と数名が先発隊として少し早めに到着し、右フェイスにトップロープを張りました。初心者の方は、そこでクライミングやビレイの練習をしてもらいました。
他の参加者は中央、左フェイスや
東面フェイスなど各自好きなルートを登りました。
リーダーの私が集合時間に間に合わず、ご迷惑をおかけしましたが参加者全員、怪我もなく無事に例会を終えることができました。
投稿/金子宏美さん
▪️メンバー
重富(L)、小林、井上、金子、鈴木
▪️時間
3:30 一ノ倉沢出合発
5:00 南稜テラス
5:30 2パーティで登攀開始(重富・小林・井上、金子・鈴木)
8:30 南稜終了点 懸垂下降開始
12:00 南稜テラス
15:00 一ノ倉沢出合着
重富さんの呼びかけで一ノ倉南稜にチャレンジする機会ができた
昨年は南稜の混雑により中央稜にルート変更したので念願の南稜だ
前回は秋で雪渓が消えておりアプローチが大変だったが、今回は雪渓がしっかり残っており、テールリッジまで容易にアクセスできた
中央稜取付き〜南稜テラスまでのトラバースも特に悪いところはなくスムーズに進んだ
テラスには前日から泊まっている2人組がいたが、彼らは変形チムニーを登るため南稜の登攀は我々が一番乗りだった
あとから続々と他パーティーも到着し、最終的に14人以上が南稜に取り付いていたようだ
早く出発することがいかに大事かを改めて実感した
南稜の登攀7Pは両パーティーともスムーズに終えることができた
天気も良く、素晴らしい高度感と景色のなかクライミングを楽しんだ
核心の最終ピッチも岩が乾いておりそこまで難しくはなかったようである
懸垂下降時には鈴木がルーファイミスをしてタイムロスをしてしまった
懸垂下降時には冷静にルートを見定めないといけないと痛感した
今回、井上さんと金子さんと鈴木は、一ノ倉沢出合に前夜からテント泊して未明出発に備えた
次回以降もこの作戦で岩場に早く取り付くようにしたい
次は中央カンテルートを登ってみたいと思う(投稿者:鈴木さん)
▪️スケジュール
午前 日和田山にて読図訓練
午後 北本クラブハウスにて総会、山行報告会
25年度例会の第一弾は日和田山での読図訓練も同日に実施した
読図訓練は山域に設定した6つのチェックポイントを、地形図とコンパスだけで回るフォトロゲイニング形式で行った
これは藤田さんのアドバイスだったが、楽しみながら読図を学ぶことができとてもいいアイデアだと思ったし、参加者の皆さんからもとても好評だった
総会では、今年度からの組織編成や年間の山行計画を全体共有した
その後は、上野はるかさんの昨年の山行を報告してもらった
厳冬期北アルプス継続登攀や利尻島のアルパインルートなど、とてもレベルの高い山行の話だったが、みんな真剣に聞き入っており刺激にもなったと感じる
夕方からは懇親会となり、お酒を飲みながらそれぞれの行きたい山やルートについて語り合い、楽しいひとときを過ごすことができた
(投稿/鈴木さん)