3年くらい前に行ったタイのクラビーにまたまた行ってきました!
メンバーはハル&モイ。
6日の夜バンコクに着き、夜行バスに乗り、7日の朝にはクラビーに到着。
思ったよりもリゾート感にあふれていたのでテンションがあがる。
ちなみに、クラビーのクライミングエリアの全貌はこんなかんじ。
私たちが泊まったのはTon Sai Bayにあるバンガロー。
ライレイの方は上の写真のようにリゾート感たっぷりなので、宿泊も高い。
トンサイからライレイの岩場までは、午後4~5時くらいの干潮時しか歩いて渡れないので、ちょっと不便。
だけど内陸に山越えでトンサイイーストの方に出る方法もあるので、まあそんなに不自由はしない。
我が家
1日目は㉞DIAMOND CAVE NORTH FACEへ。
マルチをやりたかったので、合計3ピッチのIKRC.2008というルートに挑戦。
1ピッチ目は5。2,3ピッチ目が6bだ。
1ピッチ目。モイが快適にリード
やはりその上は厳しいが、テンションかけながらやっと終了点へ。
初心者向きの岩場だからか、マルチのクライマーは他にはいない。
その後モイもセカンドで登ってくるが、どうしても核心のハングが越えられない。
何回かトライしたが結局ダメで、撤退。
せっかく登ったのに~と思うが、仕方ない。
このクライミング合宿だって無理言って付き合ってもらったようなものだ。
帰りは急いで撤収し海岸沿いの道で帰る。
たしかに潮が引いて歩いてトンサイまで行けるようになっていた。
夜はホッと一息。つかの間のリゾート気分を楽しむ。
2日目は㉖MONKEY WORLDに挑戦してみようかと考える。
一番左の②Big Waveは5ピッチで6a+,6b,6b,6b,6bだ。
昨日なんとかテンションしながら6bを登れたくらいだし、モイも自信を失っているし、
登る気満々という訳ではなかったのだが、とりあえず見てみることにした。
行ってみると予想以上の規模だった。そしてものすごい日差しが照り付けている。
取りつきらしきところまで行ってみるも、はっきりとはわからない。
あきらめた。
そこから見えるどの岩場にもクライマーはおらず、みんな寝てるのかな、などと話した。
仕方なく昨日のダイヤモンドケイブへ。
こっちの⑭Nullaktionに挑戦。
1pが6a,2pが6b+だった。
モイがリードするも、途中でつまって降りてくる。
代わってハルがリード。
途中ホールドに蜂のようなブンブンするやつがいて怖かった。
昨日隣のクライマーがあっちはビーがいるから気を付けて、と言ってたのはここか!
1ピッチは無事に登り終え、2ピッチ目を登る。やはりなかなか苦戦。
やっとの思いで終了点に辿り着きビレイをはじめるも、すぐにもうここまでだ~というモイ。
最初のリードでけっこう消耗したようだった。
・・・・。
もうなんと言うこともできないので、下降。
モイとはニュージーランドの沢や上ノ廊下など一緒に行ったが、
やはりクライミングはそんなにやってないからしょうがない。。
この壁を登った
ま、ドンマイだな!今回はクラビーの全体図が把握できたし、収穫あったよ!
と気を取り直して撤収。
でも帰り際にもっと大きい収穫が!
船を待っている間にちょっとトイレを探す私。
キョロキョロしていると例のごとく周りの人たちがなんだなんだと声をかけてくる。
クラビーのクライミングエリアには、アジア人はぜんっぜんいなかったのでめずらしがってるのか?
自分で探すからそっとしておいて!と思うが無視もできない。
「トイレット(小声で)」
(なんで取り囲む男達にトイレ探してるんだって言わなきゃならんのよ~)
「え、なんだって」、ガヤガヤ・・・
(うわ~~ん)
「大丈夫ですか~」
(日本語?!)
日本人の男性が助け舟を出してくれたのだった。
用を足してから話すと、彼はずっとクラビーでクライミングをしているらしい。
ガイドもやっているらしい。
昨日会ってたらいろいろ案内したのに~!
とマジで悔しそうに言っている。
夕食をぜひ一緒にどうかと誘ってくれたので、その日はクラビータウンで3人で食事をした。
次のクラビー合宿のための心強い繋がりができて、とてもよかった。
私たちはその後10日間ほどタイとラオスを旅して帰国した。
あークラビーに10日くらいいたかったなあ。。