アルパインクラブNPOさいたま

当会はアルパイン系の登山を中心とする山岳会です。

〒364-0033 埼玉県北本市本町7-161

info@saitama-mt.jp

2013年5月3~5日 ツールド白馬

2013年5月3~5日 ツールド白馬

このエントリーをはてなブックマークに追加

メンバー 牧野、清水、はるか、司

 

ゴールデンウィークは、4日猿倉から白馬主稜を登り、白馬山荘泊、
5日柳又谷の源頭を滑り雪倉岳に出て、蓮華温泉に滑り込む。
6日は白馬大池に登り返し金山沢を滑って猿倉に戻りました。

4日の午後天気が崩れましたが、あとは晴天に恵まれ楽しい雪山でした。
大学4年の5月の白馬合宿で長いスキー板を背負って白馬主稜を登り、大雪渓を滑った懐かしい日々を思い出しました。

3日夜、猿倉駐車場で仮眠し、4日早朝、主稜に向かい猿倉を出発。
白馬尻に向かうが、すでに何パーティーかが主稜に取り付いているのが見える。
IMGP5787

8峰へはアイゼンを付けずに登るが、最後の方が急になり、付けてくるべきだったと反省。
その後、雪稜はうねうねと狭くなったり、広くなったり、急になったり、緩くなったりしながら高度を上げていく。
IMGP5794

頂上直下の雪壁の下で順番待ち1時間。10mほど上がった所に確保支点を作り、はるかトップで登攀開始。
最後の部分は右から回り込むようにして頂上へ抜ける。
頂上は猛烈な風雪で、急いでロープをしまい、山荘まで駆け下る。

頂上での写真は5日の朝撮った。
IMGP5801

5日は、雪が緩むのを待ち、8時山荘前から柳又に滑り込む。

IMGP5810

柳又は私たちだけの別世界だったが、緩い傾斜の斜面に雪が少し乗っており、滑りが悪く苦労する。
柳又が左へ大きくカーブする所から鉢ケ岳とのコルに登りかえす。
そこから鉢ケ岳の東斜面を斜滑降で雪倉避難小屋まで進む。雪倉に続く尾根をスキーを背負って進み、頂上へ。

 IMGP5815

IMGP5822

そこから、蓮華温泉までの大滑降が待っていた。蓮華温泉到着16時。
掘り出されたばかりの露天風呂に入り、至福のひと時を過ごす。
IMGP5823

6日は、白馬大池まで登り返し、栂池に下る仲間と別れ、我々は小蓮華岳方面に更に登る。
IMGP5827

IMGP5832

天候はどんどん悪くなり、稜線に着いた時にはとうとう雪が降り出す。
急いで滑降の準備をし、勇躍金山沢の大斜面に飛び込む。
1時間ほどで大雪渓に降り立ち、後は二日前に通った猿倉への道を戻る。
IMGP5834

猿倉の駐車場までスキーで滑ることができたが、猿倉では本降りの雨となっていた。

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です